インタビュー01 中島 孝男オーナー
あなたはアイエスで何番目の独立者ですか?
沢山の社員がオーナーになったり退職したりしているので、何番目かははっきり覚えていないのですが、吉田さん(吉田秀史オーナー)の後で、拓朗さん(岡本拓朗オーナー)とほぼ同時に独立しました。僕は28歳の時にアイエスに入社して、30歳で独立しました。拓朗さんは学生の時からアルバイトでアイエスにいるので、キャリアは僕よりすごく長いです。僕は自分のお店をやりたいという思いが強かったのですが、まずは社会経験をと思い最初は食肉販売会社の営業マンをやってました。独立への思いが強かったので、前の職場からアイエスへ入社の際は1日も早く独立したかったので、余っていた有給を捨ててアイエスに入社しちゃいましたね(笑)
アイエスは多数の独立者を輩出していますが、それは何故だと思いますか?
入社して思ったのが、アイエスは放任主義で自分で決められる範囲がものすごく広いんです。だからどんなときも全て自分で決めていかなければいけないし、責任もすべて自分にかかってきます。責任が大きくなるというプレッシャーはもちろんありますが、仕事を覚えるスピードはものすごく早くなります。その急速成長できる環境が、多数の独立者を輩出している理由だと思います。
アイエスで先に独立した先輩の話などは、聞く機会がありましたか?また、それは後々、どのように役に立ちましたか?
先に独立した吉田さんって、ものすごく几帳面で調理・清掃に対するこだわりが強いんです。忙しい時でも調理のスピードが早く、ムダがない。オーナーになると、そんな細やかな調理や清掃とスピードが売上に大きく関わってきます。ひとつひとつのことが、無駄なく関連し合って、ひとつのお店として回っていく。あたりまえのことなんですが、オーナーとして独立してからそのことを改めて強く感じましたね。

独立修行に、アイエスを選んで良かった点は?
全てのオーナーがそうだと思うんですが、修行中絶対一度は壁にぶつかって辞めたくなるんです。辞めたいって言うと、必ず今泉オーナーがあきらめてはダメだと説得したり、励ましたりしてくれるんです。今泉オーナーはキャリアが長いだけ合って、いろいろな経験を持っています。だから説得も励ましも、すごく納得がいくんですね。それで壁を乗り越えられたことが何度もありました。今泉オーナーの励ましがなかったら、独立できてなかったかもですね。
独立後も、アイエスの仲間とは助け合うことがありますか?
はい。アイエスから独立したオーナーの店が、近くに沢山ありますからね。店舗運営に悩んだときは、よく近隣エリアのオーナーたちで集まってよく相談しあったりします。先日もアイエスの忘年会があって、現状報告とか今後の展開とかいろいろ情報交換しました。あ、僕が幹事だったんですけどね(笑)
中島孝男
1973年4月5日生まれ 食肉販売会社の営業マンを経て、2004年4月1日独立。カレーハウスCoCo壱番屋昭和御器所店、今池ダイエー通り店の2店舗のオーナー。
それでは次の独立オーナーを紹介してください。
では私のひとつ前に独立した、吉田秀史オーナーへバトンを渡します。